築30年ぐらいの現場です。
屋根が谷になっているあたりから、雨漏りをしているので補修をしてほしいとのご依頼でした。
まずはどこが原因で雨漏りをしているか調査をします。
棟と板金が怪しいですね。
早速めくってみましょう。
ん~。。。特に錆てはいないようですね。
ところどころ ゴミが溜まっているのが気になります。
しかし特に…!!!!
ありました!!ありました!!
板金に小さな穴が空いているではありませんか!!
谷部分の板金には、両サイドの瓦に振った雨が集中して流れてきます。
水の通りが多いので、昔の材料ですと どうしても錆て穴が空いたりしてきます。
そしてさらにその下にある ルーフィング。
やはりこちらも経年劣化をしています。
大きく破れたりしていないのですが
屋根の下地で一番大切な箇所なので重ねて貼っていきます。
谷だけではなく屋根のてっぺん(棟)も雨漏りの原因でしたので
上から下まで水の流れ道を作ってあげます。
昔の材料と今の材料を比べると、進化がすごいな~~とつくづく思います。
こちらの写真が現在のルーフィングです。
弊社の施工事例の中にも屋根の工事を掲載していますので是非ご覧下さい!
ルーフィングを貼ったら、板金で谷をつくります。
こちらの材料も 今の新築に使用される屋根材と同じ材料を使用します。
板金まで終わると、最後は瓦を並べて完了です!
と言いたいところですが、この屋根の谷部分!!
今回の工事で瓦屋さんの手間が一番かかる場所なんです!!
施工中に職人さんを見ながら、「は~」とか「へ~」とか言いながら
感心してしまいます。。。
何年現場を見ていても職人さんはすごいな~の一言でございます。