こんにちは!長濵工舎です(^-^)早いもので10月になりましたね!
10月といえば!宗像大社では五穀豊穣・海上安全を願って、10月1日から3日まで斎行される秋の大祭、秋季大祭・田島放生会(たじまほうじょうえ)が只今開催中です!
秋季大祭の幕開けを飾る海上神幸「みあれ祭」から始まり、古式ゆかしい祭典が執り行われる「高宮神奈備祭」で幕を閉じます。
昨日10月1日に行われたみあれ祭(海上神幸)と陸上神幸について調べてみました(^-^)
「みあれ祭(海上神幸)」とは
宗像大社の三女神である、沖の島にある沖津宮の田心姫神(長女:たごりひめ)と、大島にある中津宮の湍津姫神(次女:たぎつひめ)を、宗像市田島にある辺津宮の市杵島姫神(三女:いちきしまひめ)が、神湊の沖合まで出迎えられ、1年に1度、三姉妹の姫神を宗像大社へお迎えする神事で約800年の歴史があります。
1年に一度、三女神がおそろいになり、新たなご神威(神の力)を得て、再生復活する祭儀とされています。
毎年10月1日、午前9時半から大島を出発。約15キロのコースを1時間かけて本土の宗像市神湊港を目指します。
女神のご神体をのせた2隻の「御座船」を中心に、大漁旗をはためかせた約200隻以上の漁船団が玄界灘を航行する荘厳な海上パレードは圧巻ですね!
大島から神湊までの海域は、水深が浅く海流も速いため波も荒々しくなり、そのうえ多くの船が密集しているため予想外の波がきたり、思い通りに舵が効かない事もあるため、船同士が衝突しないように常に気を付けて操船しているそうです😳
「陸上神幸」とは
神湊港到着後は、3つの輦台(れんだい・みこし)で三女神を宗像大社の辺津宮へ運びます。
辺津宮に到着すると神璽は輦台から神職の手に移され、人々が頭を下げる中、厳かに参道を運ばれ本殿に安置されます。
今年の陸上神幸は、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界文化遺産登録を記念し、多くの市民のみなさんと祝うため、神輿(みこし)行列には市内の各種団体も加わって盛大に行われたようです✨
昨日はお天気に恵まれましたが、今日は一転、朝から一日中雨ですね!時折、激しく雨が降っています☔
宗像の豊かな自然で育った食べ物を頂けることに感謝しつつ、無事に秋季大祭が行われることをお祈り申し上げます。