こんにちは長濵工舎です♪
突然ですが、『Low-eガラス』という言葉を聞いたことはありますか?Low missivity の略で、「低放射」という意味です。
今日は遮熱・断熱効果の高いLow-e複層ガラスについて簡単にご説明したいと思います。
❓Low-eガラスって?
冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。夏の冷房時に家全体に入ってくる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは7割以上になります。つまり冷暖房のムダを省き、効率よく利用するためには窓対策が重要なのです!
そこで、特殊な金属膜でコーティングされたLow-eガラスが登場しました。
一般的なガラスが放射率0.85程度なのに対し、Low-eガラスは金属膜の効果によって放射率が0.1以下になると言われています。
またそれを、複層ガラスに使用することによって、より高い断熱性・遮熱性が望めると言われています。
以下は各メーカー様のサイトに使われている図を元に、わかりやすくまとめました。
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●複層ガラスの構造●
この複層ガラスに、金属膜でコーティングを施したLow-eの複層ガラスには、大きく分けて遮熱型と断熱型があります。
①遮熱型Low-e複合ガラス
下図のように、
室外側ガラスの中空層面に
Low-e金属皮膜があります。
太陽の強い直射熱を
和らげてくれます。
西日対策や紫外線による色あせ防止にも効果的です。
②断熱型Low-e複合ガラス
室内側ガラスの中空層面に
Low-e金属皮膜があります。
冬、室内に太陽光を採り込み、
暖房熱を外へ逃がしません。
不快な結露の発生も抑えることができるので、カビやダニなどの繁殖もセーブします。
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現在、国内の新築住宅やリフォームを必要とする住宅でも「断熱」が重視されています。
断熱といえば、断熱材に目が向きがちですが、熱の出入りが大きいのは実は窓。窓部分からの熱の移動を低減することは、心地よい空間を作り出す上でとても重要なのです。