現状・ご要望
まわり階段に手摺を取り付けたいので見に来てほしいと
ご連絡を頂きました。
お母様が足を怪我したのが、きっかけでした。
毎日使う階段が危ないのと、
左右どちらに取付したらいいのかを相談したいとのことでした。
基本的には降りる際に 利き手側にくるよう取付をするのがベストです。
しかし、今回の階段は右側に取付すると
階段の幅が狭くなる方を 歩かないといけなくなってしまいます。
また、手摺を連続して取付することは可能ですが
下の写真のようになり、使い勝手が少しだけ悪く感じる方もいらっしゃいます。
ご提案
お母様の動作を見て、降りる際に左でも力が入るようでしたので
左でご提案しました。
ですので、階段を上がるときは、右に手摺がきます。
まず最初に、ブラケット(手摺を固定する金物)を
どこに使うか並べます。
今回は全部で9個。
間違えのないよう、大工さんに伝えます。
そして、手摺の高さをお客様と打ち合わせをして
おおよその位置に印をつけていきます。
お母様以外のご家族も使うので、全員が使いやすい高さに
調整していきます。
高さが決まれば、一つ一つ順番に取付をしていきます。
大工さん、ああじゃないこうじゃないと言いながら
作業をしています。
朝からスタートして2時間半。
ようやく完成です!!
工事が終わって、階段を上がったお母様が
「今日から2階へ上がるのが楽しくなるね~!!」とおっしゃって下さいました^^
無理なさらず、過ごしてくださいね~!!