こんにちは長濵工舎です♪
トイレ特集②では、各メーカーの便座の基本的な機能についてご紹介したいと思います。
同じようで、ちょっとした違いがありますので、好みのメーカーをみつける足しにしてみてください。
尚、機能の呼び名は、各メーカーさん独自の呼び名で記載しています。
※文字と写真が多く、だいぶページを取ってしまったので、お時間のない方は、◯ま●と●め◯だけ読んでいただいてもご理解いただけると思います♪
TOTOさんの便座は、大きく分けて通常のウォシュレットであるS、SBシリーズと、高機能ウォシュレットのアプリコットシリーズがあり、またその中でもランクがあります。
TOTOさんの最大の特長は、なんといっても『きれい除菌水』。そして、『オートパワー脱臭』が全機種に付いていることです。
尚、『オート便器洗浄機能』は、便座便器一体型では、全商品共通で付いておりますが、便座ではアプリコットシリーズのみです。
使用前と使用後、ノズルを自動的に水道水で洗浄してくれます。
2.ノズルきれい
きれい除菌水(水道水を分解して作られる 環境にやさしく除菌力のある水)で、ノズルの内と外を洗浄・除菌します。
TOTOさん独自の技術です。
※ちなみに、便器一体型では一部商品をのぞき、便座が上げ下げできる『お掃除リフト』機能付き。
前方が上がります。↓
使用後、脱臭から強力脱臭へと自動的に切り替わります。
5.節電について
♦『タイマー節電』
毎日設定された時間に自動的に便座ヒータへの通電を停止して節電。3・6・9時間のいずれかに設定できます。
*貯湯タイプのウォシュレットの場合、温水ヒーターの通電も停止します。
その他節電機能:一部商品を除き、♦『おまかせ節電』(トイレの使用頻度を記憶し、使用が少ない時間帯は、便座の温度を自動的に下げて節電)♦『スーパーおかませ節電』(おまかせ節電に切モードを追加)などの節電機能もあります。
尚、暖房便座に関しては、アプリコットシリーズは※瞬間式、その他のウォシュレットは※貯湯式になっています。
※ 貯湯式とは、タンクに水を貯めてヒーターで加熱したお湯を使って洗浄する方式。
※ 瞬間式とは、洗浄するときにだけお湯を沸かして使用します。瞬間式の方が節電効果があり、連続使用してもお湯が冷たくなりません。
リクシルさんの便座商品には、KB、KA、Kシリーズエクストラ、高機能のNewPASSOがあり、また、その中でもランクがあります。
リクシルさんの最大の特長は、全ての便座に『女性専用ノズル』が設置されていることと、『低温やけど防止機能』がついていることです。
また、全ての便座に、オプションとして『フルオート便器洗浄』をつけることができます。
便座便器一体型では、1商品をのぞくほとんどの商品に付いています。
ノズルは2本あり、お尻専用のノズルと、女性専用のノズルが別になっています。
使用前と使用後に、自動的にノズルを水道水で洗ってくれます。
※ちなみに、便器一体型では一部商品を除き、便座が上げ下げできる『お掃除リフト』機能付き。
電動と手動があり、まっすぐ上に上がります。↓
便座に座ると自動的にヒーターがOFFになり、低温やけどを防止します。
5.脱臭について
LIXILのトイレは、『エアシールド脱臭』又は、『Wパワー脱臭』又は、『ターボ脱臭』のいずれかの脱臭機能が付きます。
6.節電について
♦『ワンタッチ節電』
スイッチ操作で一定時間、ヒーターをオフにして節電します。
♦『スーパー節電』
(センシアアリーナを除く)
使わないときは自動的に、便座温度と湯温を下げて節電します。
※写真は、KAシリーズの場合
Panasonicさんのトイレ『アラウーノ』は、L150、S141、V の3種類のシリーズの別れます。その中でも、L150は3種類、Vシリーズは選ぶ便座によって機能が変わってきます。
また、L150とS141には、『激落ちバブル』と『オート洗浄機能』が付いています。
使用後、自動的にノズルを洗浄してくれます。
(L150とVは、ステンレスノズル1本。 S141は、樹脂製のノズルが2本備わっています。)
2.オート脱臭
(アラウーノV+便座S5,SN5 の組み合わせを除く)
3.節電について
(シリーズ別になります)
♦L150は、エコナビ&エコモード +切タイマー4.6.8時間 |
♦S141は、エコモード +切タイマー4.6.8時間 |
♦Vは、おまかせ節電 +切タイマー8時間 |
♦『エコナビ』
・人の入退室に合わせて便座をあたためてくれる ひとセンサー
・室温を検知して温風乾燥の温度を調節する 室温センサー
・大小の水流を自動調節してくれる 着座センサー
♦『エコモード』
♦『おまかせ節電』
生活パターンを便座が学習し、使用しない時間には自動で節電してくれます。
流すたび、細かい泡が便器内をめぐりおそうじしてくれます。
市販の台所用合成洗剤(中性)を使用し、使用量は約3ヵ月で約250mlです。
掃除のとき、便座本体をスライドさせることができます。
尚、L150のみが瞬間便座です。
◯ま●と●め◯
■TOTOさん・・・・・『オートパワー脱臭』が全機種に付いている。TOTO独自の技術『きれい除菌水』でノズルを洗える。
▲LIXILさん・・・・・『女性専用ノズル』が設置されている。『低温やけど防止機能』がついている。
●Panasonicさん・・・選ぶシリーズで機能に差がある。L150とS141には、『激落ちバブル』がついている。Vは便座が選べる。
節電機能や、ノズルを自動的にクリーニングしてくれる機能は、3社メーカーさん全てに備わっていますが、その方法はちょっとずつ違いましたね。
便座と便器が別の商品については、便座本体をスライドさせる機能が、3社メーカーさんとも付いていました。
一体型便器トイレの、便座本体がリフトアップする機能は、TOTOさんとLIXILさんのほとんどの機種に付いていて、中でもLIXILさんは、電動でリフトアプできる機種があります。
使用後、自動的に水が流れる機能の呼び名が、『オート便器洗浄』『フルオート便器洗浄』『オート洗浄』と、メーカーによって違いますが、内容はほとんど同じです。(男性小洗浄には不対応の機種もあります。)
いかがでしたか?
ここでは基本的な機能だけをあげましたが、トイレの機能は、選ぶ機種・便座によって、もっと凄い機能が付けられます。
お気に入りのメーカーが決まったら、詳細はカタログやショールームなどで確認してみてください♪
次回は、③トイレのバリエーションです。