ブログ

ブログ

トイレ特集 ①便器

こんにちは長濵工舎です♪

「いざ、トイレをリフォームするとなったとき、「何を基準にして考えたらいいか?」「どこのメーカーが自分に合っているか?」など、迷われる方がいらっしゃるかと思います。
遥々、ショールームに出向いたとしても、そのメーカーの商品しか見られませんし、カタログを手に入れても全メーカーに目を通す時間がなかったり・・・。」

そこで『トイレ特集』と称し、TOTOさん、LIXILさん、Panasonicさんのトイレを取り上げてみることにしました。

今回は その1回目『便器』です。
メーカーさんごとに 素材・フチ形状・流れ方 をご紹介いたします。

これからトイレの取替をお考えの方に、少しでもお役に立てたら幸いです♪
どうぞご覧ください!

 

 

○●◯◎∞◎◯●○

TOTOの便器

 

 素 材    

セフィオンテクト

陶器です。純度の高いガラス層を約1200℃窯でじっくり焼き付け、表面の凹凸を100万分の1㎜のナノレベルでツルツルに。
汚れがつきにくく、落ちやすいTOTO独自の技術です。

親水性なので、汚れを浮かせて流してくれます。

 

 

フチ形状    

ふちなし形状その1
(ネオレストシリーズ・GGシリーズ・ピュアレストEX など)

ふちなし形状その2
(レストパルシリーズ・ピュアレストQR など)

 

 

洗浄方法    

トルネード洗浄

渦を巻くような水流がまんべんなく回るため、少ない水で効率よく洗い流します。
汚物が付着しやすい後方部分に強い水流があたるように設計されています。
一度に流す水量は、最大で約4.8リットルとなっています。

 

 

 

♢♦♢✾✿✾♢♦♢

LIXILの便器

 

素 材    

アクアセラミック
(アメージュZAではオプション)

陶器です。キズがつきにくく、頑固な水垢も汚物もどちらも落として、お掃除ラクラクな衛生陶器です。

 

 

フチ形状    

スマートフチ形状
フチレス形状
(アメージュZ,ZA・プレアス・サティス など)

 

 

洗浄方法    

パワーストリーム洗浄

渦を巻くような水流がまんべんなく回るため、少ない水で効率よく洗い流します。
従来吐水口が2つだったものを3つに増やし、強力になりました。
一度に流す水量は、最大で約6リットルとなっています。

 

 

 

■□■❋❋❋■□■

Panasonic
アラウーノの便器

 

素 材    

『スゴピカ素材』有機ガラス系

有機ガラス系です。ぬめりや黒ずみの原因となる水アカがつきにくいので、汚れがたまりにくくいつもピカピカ。
水族館の水槽や航空機の窓などにも使用されている程、割れ・キズに強い素材です。

 

 

フチ形状    

ひとふき形状

↑便器の縁はこのような形状になっていて、ひとふきでキレイに。

 

 

洗浄方法    

ターントラップ方式

一度ためてから一気に排水する仕組みなので、節水につながります。
洗浄水量は概ね、L150=大4.8小3.6 S141=大5.5小3.8 V=大4.6小3.0(単位リットル)とシリーズによって異なり、最大で約5.5リットルとなっています

 

 

その他     

水位調節

お掃除の時などに、水はねしにくい低水位にできます。

 

タレガード&ハネガード
(L150・S141のみ)

 

○まめ○

 便器の素材に関しては、TOTOさんのセフィオンテクト(陶器)Panasonicさんのスゴピカ素材(有機ガラス系)全便器で共通ですが、LIXILさんのアクアセラミック(陶器)は、一部商品でオプションになっているので気をつけましょう。

 便器のフチに関して、TOTOさんの”フチ無し”は2種類。リクシルさんは”スマートフチ”と”フチレス”という呼称になっており、その形状も多少異なっていることがお分かりいただけたと思います。

 流水方式は、Panasonicさんは、ターントラップ方式。TOTOさんとLIXILさんはほぼ同じ方式です。
最近のトイレの流水量は、20年前(約13リットル)に比べて、 1/2~1/3 と、だいぶ節水型になりました。

 

次回は、②便座の基本機能についてです。